
いやー、どれにしようかなぁ…
あぁ、メッチャ迷うわ~。
「812スーパーファスト」
これ空飛べそうやな。
「488スパイダー」
早そうだし、オープンで気持ち
いいやろなぁ。
「ポルトフィーノ」
新型のオープンか。
これもいいね。
でも、うちも息子用にに一台あるし、
次の新型出るまで我慢するかな…
我が家の赤いラ フェラーリ!?
ってか、ラジコンやないかい!!
まぁまぁ、ラジコンでも
十分夢は広がるでしょ。
今朝のニュースでフェラーリの
新車発売の話題が取り上げられて
いました。
その中でフェラーリが
なぜこんなに世界中の
富裕層から支持されるのか、
そのヒントを見ることが
できました。
あなたはフェラーリのことを
自動車メーカーだと思いますか?
それとも
高級ブランドだと思いますか?
トヨタグループの年間販売台数は
ここ数年1,000万台前後で推移
しているのはご存知でしょうか。
フォード、GMといった
アメリカのメーカーも
ほぼ近い数字です。
それに対し、フェラーリは
なんと
なんと
年間販売台数8,000台前後
大体7,000~8,000台前後に
抑えているようです。
これはトヨタなど
巨大グループの
1,000分の1以下、
なのですが、
販売利益はトヨタなどの
大衆車メーカーの60倍
と言われています。
では、なぜこのようなことが
フェラーリにはできるのか?
この答えこそが
自動車メーカーか?
高級ブランドか?
という問いの答えなのでは
ないかと考えました。
例えば、フェラーリは
そのオーナーとなる購入者に
対して厳格な審査をします。
お客に対して審査ですよ!?
選ばれし者しか買えない訳です。
人間は入手困難なものほど
手にしたい生き物です。
それによってある感情を
満たそうとしているのですが、
感情のお話しは今回は
脇に置いておきましょう。
カスタム好きの様々な要求に
対応してくれるアトリエ
なんですと。
大衆車メーカーがやっている
オプションとか、
グレード云々以上の
価値提供をしてくれます。
大衆車メーカーが
既製スーツ屋さんだとすると
フェラーリは完全フルオーダーの
ビスポークなんですね。
大衆車メーカーが決算期に
大々的にセールを実施するのとは
裏腹にフェラーリは言うまでも
ないですよね。
また設立以来、王族や富裕層に
愛用される高級スポーツカーという
一点集中で車を作り続けています。
その他にも、単なる車の博物館、
単なる展示場ではない、
車のテーマパークを
アブダビとスペインの2か所に
開園しています。
またライセンスを厳しく管理し、
限られたパートナーとだけ
アパレルやグッズなどの
販売契約を結んでいます。
このようにフェラーリが
他の大衆車メーカーと
圧倒的に違うのはモノ作りと
モノ語りに一貫性があり、
それを守り通していることです。
もちろんフェラーリは
自動車の研究開発にも
莫大な資金を投入しており
モノ作りにも真剣に
取り組んでいます。
仮にフェラーリが
生産台数を100万台に
増やしたとしたら
どうなるでしょうか?
王侯貴族や富裕層の
興味が冷めるかもしれないし、
フルオーダーも難しく
なるかもしれないし、
購入者の審査も出来なくなると
おそらくブランド価値は
下がってしまうでしょう。
私もこのニュースを見ていて
クライアントのビジネスに
置き換えてみましたが、
顧客のために何でもかんでも
やることがビジネス自体を
窮地に追いやっている状況や
ビジネスにおいて競合他社と
違うポジションを築き
それを顧客にどのように
見せていくのかの重要性に
ついて再認識しました。
ビジネス規模の大小に関わらず
このようなブランディングという
視点は常にもっておかなければ
ならないものですね。
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