なぜタダで読める絵本が30万部売れたのか

もしもあなたが自社の何倍ものシェアを
保有する競合や業界では誰もが知る
大手資本が存在する市場で戦うとしたら
どのように戦いますか?

先日のワールド・ビジネス・グロース・
ストラテジー2017にゲストスピーカーとして
登壇された西野亮廣さんは、お笑いコンビの
キングコングでもおなじみ。

西野さんの話はこのような状況で
「何をするか」ということを考えさせられる
非常に示唆に富んだ濃いメッセージでした。

数年前にテレビメインの芸能活動と
距離をおいた西野さんは絵本作家に
転身するまでまともに絵を描いたことも
なかったとか。

出版不況といわれるこのご時世、
絵本の世界は5千部~1万部売れれば
上出来といわれるそうです。

それでも世界中に何万人、何十万人いる
とも知れない絵本作家と同じプロセスで
絵本を作って素人が成功するほど甘い
世界ではありません。

だから、西野さんはこう決意したそうです
「自分が勝てるところで戦う」

自分と他の絵本作家との最大の相違点。

それは、

「副業はいくらでも時間をかけられる」

ということ。

実際に制作には4年以上掛かっています。

テレビの世界から身を引いたといっても
芸人として他にも収入減があったことが、
これだけの時間を絵本制作に注げた
一番大きな理由なのです。

クラウドファンディングでの資金調達や
30人以上のイラストレーターによる分業。

こうして完成した絵本は80ページにも及ぶ
大作で西野さんも内容には相当の自信が
あったそうです。

実績のない絵本作家が挑戦するには
ちょっと気が引けてしまいそうですね。

でも、ここで手を緩めなかった西野さん、
もう完全にマーケターです。

せっかくの絵本も人の手に届かなかければ、
「何もやっていない」
「何も作っていない」
のと同じじゃないか。

なんと売れる導線まで自分で作って
しまったのです。

その大きなポイントが出版では非常識な

「著作権フリー」

この著作権フリー化によって、
日本全国で自由に個展が開かれ、
海外のエキスポでも大人気。

こうやって各地で個展が開かれた結果、
お土産屋での本の売上が爆発的に
伸びたのです。

個展を通してプペルの世界を体験すると
その体験を楽しい思い出として
いつでも思い出せるように本を手にする。

修学旅行で買った観光名所のキーホルダー、
三角形のペナントと同じ状況ですね。

「作品にはお金を出さないが、
人は思い出にはお金を出す」

西野さんのこのフレーズは、
マーケティングに関わるならば、
押さえておきたいとても大切な考え方。

あなただったらどうやって
本を30万部売りますか?

 

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ネットとリアルでの集客を戦略的に構築し、実行段階までサポートする士業のためのマーケティングコンサルタント。 特に独立後間もない士業、新規客の獲得を進めたい士業を対象とした集客を得意としており、ユニークな専門分野の見つけ方、集客システムの構築をサポートし、営業活動に充てる時間を大幅に削減することで、本業のサービス向上と顧客との信頼関係構築を支えるための活動を行っている。